【症例供覧】 CT値で骨粗鬆症を診る

Q:右下6番7番の動揺が著しいため2本とも抜歯になった症例です。右図は初診時のパノラマですが、この画像を見て何かお気づきになる点はありますでしょうか?

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CT値で骨粗鬆症を診る
【CTの基礎】 骨質≠骨密度 見るのは「臨床的骨質」

2001年に米国国立衛生研究所(NIH)のコンセンサス会議で「骨粗鬆症」が定義されました。「骨粗鬆症は“骨密度”および“骨質”の低下により“骨強度”が低下した全身性疾患である。」とのことです 。すなわち、「骨密度≠骨質」を意味しています。「えっ?!CT値は骨密度が見れる!」「すなわちCT値で骨質がわかるのではないの?」と混乱された先生もいらっしゃるのではないでしょうか?その部分を十河からご説明します。

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骨質≠骨密度 見るのは「臨床的骨質」
【CTの基礎】CT値の利用法:臨床的骨質診断 -Sogoの分類

Mischの分類で上顎臼歯部を見ると、D3(黄緑色)とD4(水色)が大部分を占めています。患者さん数十人を調べると、その体積%はD3、D4を合わせてなんと約8割もあります。そこで症例供覧「CT値で骨粗鬆症を診る」の山羽先生のように少しでも骨質の良い部位を探そうと考えて、D3、D4各々の中央値で骨質を二つに分けました。その分類を・・・

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インプラントにおける臨床的骨質診断 ―Sogoの分類
症例供覧 目次 CTの基礎 目次

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昨夜は博多で2時間CTのお話。大学は異なりますが補綴の大先輩森本先生の勉強会「ニ水会」。講演時の写真をバタバタ忘れてしまいました!終わってからはお楽しみの懇親会。いろんなお話が聞けて遅くまで楽しいひとときでした!ありがとうございました!今日帰阪して幸福のドクターイエロー発見!

Posted by 十河 基文 on 2018年12月15日
 

昨日は学会1日目。聞きたい企画や発表がいっぱい。同時間に聞きたい内容が重なるのでできる限り走り周りました(会場が離れているのは涙!)。お昼はiCATのランチョンセミナー。山羽先生に顎骨と模型を合成する新ソフト「データ合成モジュール」と、診断...

Posted by 十河 基文 on 2018年12月13日
 

昨日は熊本市歯科医師会で3時間CTと光殺菌の話を聞いて頂きました!終わってからは懇親会。馬刺など美味しい料理を頂きました!きっかけは昨年春あるインプラントの勉強会で光殺菌の話を聞いて頂いた時「十河はCTも強いんです」という言葉を覚えて頂いていた会長の推薦から。全ての先生方ありがとうございました!

Posted by 十河 基文 on 2018年12月02日
 

昨日は兵庫医大で「インプラント外科Q&A67」の出版記念講演会。この本は兵庫医大口腔外科を中心に昨年発刊された本です。短い時間でしたが演者の先生方には濃厚なお話をしてもらい勉強になりました!演者の先生方、お手伝い頂いた先生方、そして何よりもお越し頂いた先生方ありがとうございました!

Posted by 十河 基文 on 2018年11月19日
 

【CT適塾誌上セミナー(クイント9月号p.95)】パノラマでは問題がなく「さぁインプラントを埋入しよう」と粘膜を切開すると「あっ骨に穴が開いている」といった経験はないでしょうか?これまで十河は抜歯時の掻爬不足が原因だと教えてもらっていたため...

Posted by 十河 基文 on 2018年11月17日
 
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