メタボリックシンドローム、狭心症をCT値で診る。
メタボリックシンドロームをご存じでしょうか?ネットで見るとその診断において「CT」が活用されています。脂肪組織のCT値はマイナスの値で表現されるため、お腹のMPR像においてマイナスを示すピクセルに「皮下脂肪」ならびに「内臓脂肪」をそれぞれ別の色で色塗りをします。それらの面積を測ることで同じ腹囲でも「内臓脂肪型」肥満なのか、「皮下脂肪型」肥満なのかを鑑別できます(図1)。また、脂肪組織の面積の増減を追うことで、メタボリックシンドロームの経過観察ができるそうです。
また心筋に酸素を供給する「冠動脈」は心臓を取り囲んでいますが、その管腔内に狭心症を引き起こすプラークがどのような形状で付いているのかをCT値を用いて確認するようになりはじめているそうです(※)。 ※innavi netより